「株探」のデータをどう読み解けばうまく立ち回れる 出来高の他には

「株探(Kabutan)」は情報の宝庫ですが、出来高以外で特に「下がっている時の立ち回り」に役立つのは、以下の3つのデータです。

これらを組み合わせると、その銘柄が**「絶望的な下げ」なのか「リバウンド直前のチャンス」なのか**をより正確に見抜けるようになります。


1. 「信用買い残」と「信用倍率」

これは、下がっている銘柄を狙う際、出来高と同じくらい重要な指標です。

  • 何を見るか: その銘柄を「借金して買っている人(信用買い)」がどれくらいいるか。

  • 読み解き方:

    • 倍率が高い(例:10倍以上): 損をしている買い方が多く、株価が上がろうとしても「やれやれ売り(少し戻ったら売って逃げたい)」が出て、上がりにくい状態です。

    • 倍率が改善している: 下落の過程で買い残が減っていれば、投げ売りがひと通り終わったサイン。リバウンドしやすくなります。

  • ポイント: 「株価は下がっているのに、信用買い残は増えている」場合は、まだ底ではない(ナンピンしている個人投資家が多い)と判断し、手を出さないのが無難です。

2. 「修正履歴(業績修正のクセ)」

「決算」タブの中にある「修正履歴」を見ると、その企業の**「性格」**がわかります。

  • 何を見るか: 過去、その企業がどのタイミングで「上方修正」や「下方修正」を出す傾向があるか。

  • 読み解き方:

    • 修正のクセ: 「毎年、第2四半期で上方修正を出す」といったパターンがある銘柄なら、今の下げは絶好の先回りチャンスかもしれません。

    • 修正の方向: 直近3〜5年で、常に予想を上回って着地している「保守的な予想を出す会社」なら、一時的な下方修正で売られていても、復活の期待が持てます。

3. 「成長性」タブの「3ヵ月決算実績」

通期の予想(1年間の数字)だけでなく、直近3ヵ月ごとの**「利益の勢い(モメンタム)」**を見ます。

  • 何を見るか: 前年同期比で、売上や利益が「加速」しているか「減速」しているか。

  • 読み解き方:

    • 株価が下がっていても、直近3ヵ月の利益成長率が20%〜30%と高いままなら、それは「業績は良いのに、地合い(市場全体の雰囲気)につられて売られているだけ」のバーゲンセール銘柄である可能性が高いです。


🛠️ 株探での最強コンボ:逆張りのチェックリスト

「株価が急落中」の銘柄を見つけたら、株探でこうチェックしてみてください。

チェック項目 「買い」に近い状態 「見送り」の状態
出来高 過去最大級に膨らんでいる 減りながらダラダラ下がっている
信用倍率 1〜3倍程度、または減少中 20倍、30倍と高止まり
3ヵ月実績 利益成長が加速している 利益成長がマイナスに転じている
修正履歴 過去に何度も上方修正あり 修正がほとんどない、または下方気味

💡 ヒント

結局のところ、株探は**「数字の裏側にある投資家の心理」**を読むためのツールです。「こんなに良い数字なのに、みんな怖がって売っているな…」というギャップを見つけられた時が、一番の勝ちパターンになります。

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